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夏の北アルプス大縦走2018 室堂~新穂高 4日目 (三俣蓮華岳キャンプ場~双六キャンプ場)

_DSC3586 お盆休みを利用して、室堂から新穂高温泉まで北アルプスを縦走してきました。

本記事は縦走4日目の三俣蓮華岳キャンプ場から双六キャンプ場までをまとめています。

【登山日:2018年8月11日~15日】

空身で出発

この日も3時起床からの4時出発。

昨日のことがあるので、朝起きて出発するときに天気が悪かったら嫌だなと思っていましたが、少なくとも雨は降っていないようでした(真っ暗で何も見えない)

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今日はまずテントを張ったまま軽装で水晶岳→鷲羽岳を登り、テントなどを回収して双六小屋に向かいます。

遠い方の水晶岳から登りに行くわけですが、ルート的には鷲羽岳を経由して行く道と、雲ノ平方面・ワリモ北分岐への巻道を歩く2通りあります。鷲羽岳は水晶岳からの帰りに寄るつもりだったので後者を選択。

三俣蓮華岳キャンプ場から一旦下った後、ワリモ北分岐まで上りが続きます。沢の近くを歩くので水には困りませんでした。

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振り返ると三俣蓮華岳が見えます。この時間帯(5時頃)になるとすでに周囲は明るくなっており、雲がそこまで多くないことが分かりました。晴れ間も見えるのでいい天気になるのを確信。

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ワリモ北分岐に到着。西側を見ると薬師岳が見えます。薬師岳付近を歩いていたときはずっとガスってたわけですが、こうして遠くから眺めるときは晴れているというね。それはそれで満足かな。

なお、分岐からすぐ西側に見えるのが祖父岳(2,825m)で、これを越えて40分ほど歩くと雲ノ平キャンプ場に到着します。

快晴

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北を向くと、これから向かう水晶岳が遠くに見えました。ここからはなだらかな稜線を歩いていくことになります。かなり歩きやすい。

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見てくださいこの景色。

昨日までの天気が嘘のような快晴に恵まれました。室堂で下山しなくてよかったね!

東方面を見ると、餓鬼岳や燕岳、大天井岳が確認できました。さらに右方向に目を移すと槍穂もばっちり見えます。この天気なので表銀座コースを歩いている人も大勢いると思います。

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ワリモ北分岐から50分ほどで水晶小屋に到着。寄るのは水晶岳からの帰りになります。

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方向的には逆になりますが、水晶小屋から東へ進むと野口五郎岳を経由して烏帽子岳へ向かうことができます。ここはいわゆる裏銀座コースとして有名で、表銀座に比べて歩く人が少ないのでのんびりできるのだとか。次歩くとしたら高瀬ダムスタートで裏銀座コース、途中で雲ノ平を経由して温泉に入るという感じで行ってみたいです。

水晶岳登頂

目的地である水晶岳を正面に見据えながら歩行を再開。

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水晶小屋から水晶岳までは距離があるように感じるものの、その大部分は歩きやすい稜線なので楽に行けると思います。難所というほどでもないですが、途中でちょっとした岩場を通過するくらいです。ただすれ違う場合は順番待ちをしないと厳しいです。人が多いと渋滞するかもしれません。

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百名山である水晶岳(2,986m)に登頂!

ちょうど晴れ間が広がってきたのでかなり遠くまで見渡すことができました。ここまで来てよかったと思える瞬間です。

私が登頂したタイミングで、水晶岳の北側にある赤牛岳(2,864.4m)から何人か登ってきました。黒部ダムから読売新道を歩いてきた方たちなのですが、このルートは奥黒部ヒュッテからエスケープルートがないため難易度が高い道だそうです。そう言われると歩いてみたくなりますね。

ひとしきり頂上を堪能したので下山します。

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水晶小屋まで戻ってきました。途中団体さんが登ってきたので道を譲り合いながらの下山となりました。

私は個人的に登山道では登りを優先しているので、下山途中では基本的に道を譲りっぱなしです。時間に余裕がないわけではないので、ゆっくりしても全く問題ありません。

小屋で使う水を雨水に頼っているためか、ここ水晶小屋も水不足に困っているようでした。十分な水が用意できないため、水分が必要な場合はペットボトル飲料を買ってくださいとのことでした。ここでしばらく景色を眺めながらの休憩。日が昇ってからだいぶ時間が経っているためか、ワリモ北分岐方面から登ってくる人が多いようです。

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日本最後の秘境と言われる雲ノ平。

個人的に特に気になっているのは、アクセスがかなり困難であることで有名な高天原温泉。最寄りの小屋である高天原山荘はテン泊が不可で小屋泊のみとなっています。ワリモ北分岐から温泉をピストンするのももったいないので、できるなら山荘で一泊してゆっくり温泉を楽しみたいところです。

鷲羽岳登頂

水晶岳からワリモ北分岐に戻ってきました。次に目指すのは正面に見える鷲羽岳です。

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道としては若干のザレ場という感じですが今までの道と大して変わりません。

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百名山である鷲羽岳(2,924.4m)に登頂!

ちょっと雲が出てきたため、残念ながら頂上からの展望はあまりありませんでした。

驚いたのが、頂上で普通に携帯の電波が入ることでした。ここで4日ぶりに下界の情報を仕入れてから三俣山荘方面に下っていきます。

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中央に小さく見えるのが三俣山荘で、その少し右上の方に見えるのが三俣蓮華岳キャンプ場です。写真だと分かりづらいですが色とりどりのテントが並んでいるのが遠くからでも分かりました。

三俣山荘に下るまでは、正面に見える三俣蓮華岳と双六岳を眺めながら楽しく歩くことができます。

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昨日とは異なり、三俣山荘の前も賑やかになっていました。

日差しが強いのでじっとしていると暑いくらいです。本当に昨日との寒暖差がとんでもない。。

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テントに戻ってきました。

昨日大雨の中幕営したせいでテントの中まで濡れてしまっていましたが、この快晴で大方乾いたようです。

双六小屋へ

ザックに荷物をしまいこんで、いざ今日の幕営地である双六小屋へ向かいます。距離でいうとCTで片道2時間30分程度。

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今日の天気予報は「午前中晴れ、午後から雨」となっていました。すでに時間は11時なので、このまま雨が降らないうちに小屋まで着いてテントを張りたいところです。

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三俣山荘から双六小屋へ向かうには3つのルートがあります。まずは三俣蓮華岳まで登り、そこから双六岳を経由する稜線ルート、それから三俣蓮華岳には登るが、双六岳の手前で巻く中道ルート、最後がどちらにものぼらず下り基調の巻道ルートです。最初は稜線ルートを歩く予定でしたが、あまり時間をかけると雨の中歩く羽目になるということ、さらに双六岳の山頂付近が完全に雲に隠れてしまっており、登っても展望がないことなどから最終的に巻道ルートを選択しました。

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巻道といっても決して楽なルートではなく、道は狭いし随所に急な登りもあります。午前中ずっと軽装で歩いていた分、テント泊装備の荷物がいつもより重く感じしまいかなり疲れました。

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双六小屋側にある3つのルートの分岐までやってきました。ここまでくれば小屋まではあと少しです。

しかし、ここで急に雨が降ってきました。

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下りなので焦ると滑るのは頭では分かっているのですが、雨で早く小屋に着きたいという思いが先行してしまい、気持ち早足になりつつ到着。

雨が止むまで小屋の中で休憩しました。少し待つと止んだので早速設営をします。

双六キャンプ場 料金:¥1,000

北アルプス山小屋 双六小屋−双六紹介−

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13時に着いたのにテン場はかなり埋まっていました。

池のすぐ近くには張りたくなかったので小屋側に近い場所に幕営。着替えて小屋周辺を散策します。

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水は豊富に使えるので助かりました。近くの雪渓から引いていので大量にあり、宿泊者以外も無料で使うことができます。外トイレも比較的綺麗だったので満足。トイレの綺麗さは小屋によって天と地ほど差があるので注意が必要です(といっても綺麗な小屋のほうが少ない)

また、夏期のピーク期間中は富山大学双六小屋夏山診療所が開設され、登山者の安全をサポートしています。

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軽食の種類も豊富。

ここはまず小屋内の受付で券を購入し、小屋外にある軽食受付に提出するというスタイルです。小屋の外には机と椅子がたくさん置いてあるのでゆっくり食事をとることが可能です。

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小屋に着いてからの天気は基本的に曇りでたまに雨が降るという感じでしたが、極稀に青空も広がりました。眼の前に見えるのが樅沢岳への登りで、そのまま進むと西鎌尾根を通って槍ヶ岳に向かうことができます。

山小屋内で明日以降の天気予報を確認した結果、明日はきょうと同じように午前中は比較的天気がいいが午後からは雨、そして明後日は完全に雨ということでした。予定通りに行けば大キレットを雨の中通過することになるため大変危険です。というわけで天候不良のため、縦走を中断して明日は下山することにしました。

槍ヶ岳まで歩いて槍沢方面に下山するか、それともこのまま鏡平方面に下山するかで迷いましたが、まだ通ったことがない後者を選択。西鎌尾根も歩いてみたかったのですが、前者だと下山途中に雨に降られる可能性が高いためやめました。

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いつものように18時に就寝。

寝始めた時間帯からしばらく豪雨になりました。山の天気は本当にころころ変わりますね。。

5日目(最終日)に続きます。