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ヒルクライムしに四国カルスト行ってきた (@愛媛県久万高原町)

_DSC8221 天気が良かったので、以前から行ってみたかった四国カルストで初のヒルクライムをしてきました。

【訪問日:2018年11月10日】

経緯

ロードバイクを購入して以来、全国各地のサイクリングスポットを調べてライドの計画を立てるということを繰り返しています。ただ、その場所のほとんどがかなり遠方であったり、アクセスが良くなかったりで訪問するにはそれなりに日数が必要でした。

そこで比較的楽に訪問できるとして目をつけたのが、今住んでいる四国のサイクリングスポット。「四国 ロードバイク」で検索をかけると色々な場所が出てきます。

その中で自分が今後行ってみたいなと思ったのが、

  • 四国カルスト
  • UFOライン(瓶ヶ森林道)
  • 剣山スーパー林道
  • 高知県全般(四万十川など)

の4箇所。(よく考えたら全部山要素が強いな)

どれも自然豊かで眺めもよく、走っていて気持ちがいいと評判でした。

今回はこの中でも、アクセスが比較的しずらい「四国カルスト」へ行ってきました。

四国カルスト

四国カルストはおそらく四国で最も有名なサイクリングコースだと思います。

四国カルストは、愛媛県と高知県との県境にあるカルスト台地のことで、標高は約1,400mあります。日本三大カルスト(四国カルスト、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台)のひとつで、その中でも最も高い標高からは石鎚山などの周辺の山々が一望できます(byWIki)

訪問に際して問題となるのが、そのアクセス。

つまり四国の真ん中の方にある山中までどうやって行くのか?という話になります。

四国は海沿いにしか電車が走っていないので輪行するにも困難なところがあり、ここへ向かうには次の手段を取る必要があるかと思います。

  1. 松山駅or松山空港などまで輪行してそこから自走
  2. 近くの道の駅まで車載した後に自走

関西方面からならオレンジフェリーが大阪・神戸港~新居浜港・東予港間を運行しているので、それらの港から自走するのが便利です。

オレンジフェリー|四国開発フェリー株式会社

ただし、輪行をするにしても四国カルストまでの自走区間はおよそ70km程度あるのでかなり大変。そこで今回は2. の車載を活用する方法を選びました。

出発は道の駅みかわ

天気予報で念のため今日の天気を確認した後、ひたすら車を運転して「道の駅みかわ」に到着。

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誰もいない…。

四国カルストに近い道の駅としては、北に「みかわ」、南に「ゆすはら」があり、いずれかから走り始めるのが便利だと思います。前者の場合はR33→R440→R36、後者の場合はR197→R439→R48の順に走れば四国カルストに最短で到着します。

次に補給場所に関してですが、今回の道の駅みかわルートでいうと道中は自動販売機くらいしかありません。必要であれば道の駅に到着するまでに、コンビニ等で物資を確保しておいたほうが良いです。

なお、コンビニは久万高原町の各地にあるので、松山などで買わなくても大丈夫かと。

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「ひたすら上りが続く」と聞いていたので、装備に関しては必要最低限で望みました。

いつもはフレームバッグにバッテリーとか入れるんですが、少しでも軽くするために外しました。でも装備を軽くするとかより痩せたほうが早いんだよな。ちょっとダイエットします。

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はじめの15kmくらいはたまにちょっと上り坂が出現するものの、ほぼ平坦です。R440に入ってからは平坦な道はなくなり、軽い斜度の坂がずっと続くという感じ。

あ、R33からR440に入る際、左折後に橋を渡ってループしながら長いトンネルを連続で通過することになりますが、これが嫌な方は直進して松山市農協柳谷支所方面に向かい、軽いつづら折りを登るルートを走ると安全です。こっちは交通量が皆無なので。

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つづら折りからR440に合流して、そこから2kmくらい進むと「福地蔵の湧き水」というものがあり、水分を補給することができます。冷たくて美味しい。

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R440に関しては特筆すべき点はなく、ゆるやかに登っていくルートとなります。

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R440からR36への分岐箇所です。

ここから四国カルストの入り口である地芳峠まで、およそ600m登ることになります。今までの道と比べて斜度がきつく、さらに道幅が狭いので注意する必要があります。

特に、ツーリング目的のバイクがどれも結構なスピードで走ってくるので、曲がり角などでは十分気をつけてください。

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(登るのに精一杯で道中の写真撮れてないやつ)

坂道を登るのにいい方法が見つからなかったので、ひたすら軽いギアでケイデンスを上げて走ってました。ダンシングとかしようものなら数十mで脚が死ぬことになるので、今の所自分にとってはこれがベストだと思ってます。

いや、単純に重いギアを低回転で踏むよりも、軽いギアを高回転で踏む方が疲れないというのを体で覚えただけなので、一度走り方について勉強したほうがいい気がするなこれ。

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地芳峠に到着。

四国カルストはこの地芳峠を境にして東西に別れています。

峠の東側に行くと姫鶴平、五段高原、天狗高原があり、逆に西側に行くと大野ケ原に向かうことができます。今回はカルスト感が強い、天狗高原方面(東側)に向かうことにしました。

天空の道をゆく

地芳峠まで来たし、実質もうゴールしたようなものでしょ。と思っていた私…

その考えは甘かった。

地芳峠から姫鶴平までの登りが、これがもうきつくて参った。3km程度の区間ながらも平均斜度が8%程度と、疲れた脚にはなかなか強烈でした。

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やっとの思いで姫鶴平に到着。

今までの鬱蒼とした山道が一気に開け、青々とした草原が広がっています。

本来ならここでは牛が放牧されているのですが、今の寒い時期は麓に移動しているようで一頭も見かけませんでした。そりゃそうか。

ちょっと休憩した後、いざカルスト中心部へ。

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のどかな景色とは裏腹に、なかなか激しい斜度が待ち受けています。

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いやーそれにしても景色がすごいよ。

あと風もすごいよ。

横風が強すぎて倒れそうになること数回。いつもビュンビュン吹いているわけではなかったものの、急に突風がくると焦ります。

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五段高原と天狗高原の境目あたりが頂上っぽいです。

予想通りツーリングに訪れたバイクや自動車も多く、展望スポットに駐車しては写真を撮っている方が大勢いました。

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五段高原では一面にススキが広がっています。なんだか物悲しく、儚げな感じ…哀愁を誘う秋の景色ですね。

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天狗高原を通過して天狗荘に到着。

ここには敷地内に愛媛県と高知県の県境があります。お約束(?)通りここで記念撮影をしてみました。こんな風に地面に自転車を置いて撮影するのは初めてかもしれない。

四国カルストの端っこまで来たので、あとは姫鶴荘で昼食をとって帰ることにします。

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五段高原から高知県方面をみた風景。

あのあたりに道の駅ゆすはらがあるのかな。

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上りと違って下りでは疲労はないですが、スピードが出すぎてしまうので下手をするとカーブで曲がりきれなくなってしまいます。ハンドリングと減速をしっかりと行う必要がありますね。

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基本的に道の左右は牧場になっており、有刺鉄線が張られています。はじめ気づかずに近寄って怪我をしそうでした(アホ

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ここには近代的な風車が2基設置されています。近づいてみるとわかりますが、かなり大きいです。しかもゆっくり回っているのにも関わらず、風切り音が結構でかい。

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姫鶴荘周辺まで戻ってきました。

はるか向こうに見える丘の向こうが天狗高原です。つまりあそこまで上ったわけですね。

さっき自動車で来ている人も多いと書きましたが、その多くはこの姫鶴平キャンプ場に来たキャンプ客だったことが分かりました。確かに、これだけ景色がいいところならキャンプ客が多いのも納得です。

自分も今度バイクパッキングで来てみようかなと今度思いましたが、上りで脚がお亡くなりになる可能性が高いので見送りました。今回ほぼ空身だったにも関わらずこれだけ疲れたのに、これ以上荷物が増えたら疲労で動けなくなりそう。

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その後、姫鶴荘で昼食。

疲れた身体にカツカレーが染み渡る…うまい…。

そういえば、ここ四国カルストはロードバイク乗りにとっても聖地的な場所のはずなのに、今回遭遇したのは一人だけでした。夏とかもっと暖かい時期に訪れる人が多いのかもしれません。

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帰りはほぼ下り一辺倒なので非常に楽でした。

終わりに

久しぶりにがっつり自転車に乗ることができました。しかも初のヒルクライムということで、坂道の上り方もよくわかってないままの走行となりましたが、上ってみれば景色も最高、天気もこれ以上ないくらいの快晴で、達成感もひとしおでした。自分の力だけで上りきったという充実感も味わうことができたので嬉しい。

今後はもっと体力をつけて上りを楽にできるようにしたいと思います。