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ゆるふわアウトドアとか舞台訪問とか

【伊賀忍者の里】ちょっと伊賀周辺をポタってきた (@三重県伊賀市)

宿泊だけではもったいなかったので走ってきました。

【訪問日:2020年7月19日】

薫楽荘宿泊から一夜

今回の伊賀訪問は、以前から宿泊してみたかった薫楽荘に泊まることだけが当初の目的でした。

天気予報は土日とも曇りとか雨だったので、どうやら自転車には乗れないかも…と思いつつ、もしかしたら晴れるのでは?と淡い期待を抱いたため自転車も持っていくことにしました。そうしたら案の定快晴でね。もう梅雨時の天気予報は一切信用できないという感じで、いい意味で裏切られたので早速周辺を走りに行くことにしたわけです。

時系列的には薫楽荘を後にしたところから始まります。

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伊賀市といえば奈良街道や伊賀街道を有しており、奈良や京都への交通の便も良いことから要所として栄えてきたところです。市の中心部は古い建物が多く残されており、観光資源化されているもの(松尾芭蕉生誕の地など)や、家屋に関しても歴史を感じる佇まいを随所で感じることができます。

とりわけ伊賀鉄道の西大手駅~桑町駅周辺は建物が密集しており、飲食店や銭湯があって賑わっていました。

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通りは全体的に幅員が狭く、こんなときは自転車での散策が最適。

こじんまりとした神社などもあって、ちょっと物思いに耽るには良さげなスポットが多いです。というかここ数日で一気に気温や天気が夏モードになってきて、蝉の鳴き声なんかも聞こえるようになりました。

そんな蒸し暑い空気の中で自転車を走らせるのはなかなか気持ちいい。

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薫楽荘の女将さんから伺った話によると、昔はこのあたりにたくさん銭湯があったそうです。しかし現在で残っているのは「池澤湯」と「一乃湯」のみ。特に後者は石柱門と本館が登録有形文化財に登録されていることもあって非常に有名です。

こういう町の銭湯って本当に風景に溶け込んでいて、散策中に発見しても違和感がないんですよね。

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それにしても人通りが全くない。

家々が立ち並ぶ路地裏だというのに、遭遇するのは銭湯に行くっぽい人のみ。まあ無闇に外出するような雰囲気ではないので、休日といえども家でおとなしくしてるのかも。

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そんな家屋の密集地帯とは対象的に、少し郊外に自転車を走らせればご覧の通り。

伊賀はいくつもの市町村が合併して生まれた町で、これも女将さん情報ですがちょっと中心街から外れるだけで途端に田園地帯に入ります。

一応主要な幹線道路はあるものの、そこから一本入るだけで交通量は皆無になります。走っている車といえばトラクターくらい。ひたすらに田んぼが続いている中を風と一体となって走るのが最高すぎる。

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伊賀鉄道はそんな静かな風景の中を通っており、運がいいと走っている姿を見ることができます。

田園地帯とはいえアップダウンもそこそこあり、田んぼゾーンと軽い丘陵ゾーンが交互にやってくる感じ。まさに天気のいい日にロードバイクで走るには最高の場所といっても過言ではないくらいでした。実際、この日の最高気温33℃とはいえサイクリングしている人は多かったですね。

周囲に高い山や建物がないため基本的には非常に見晴らしがいいので、空を大きく、広く感じることができるのが素敵です。

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特に走る道を決めずにあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。

まさに散策という名にふさわしいほどの無計画っぷりですが、こういうポタが個人的にはとても好き。例えばサイコンでナビしながら適度な距離を走ることもできなくもないものの、風景に重点を置くなら「あっちの方は眺めが良さそうだから行ってみるか」という風に、走りの目的をバシッと置いてしまう方がいいです。

ルートばかり見てしまって、肝心の景色を疎かにするのは避けたいところ。

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再度、伊賀市街地に戻ってきました。

ここからはちょっと観光っぽく、伊賀上野城周辺を散策してみます。

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伊賀上野城は筒井定次が築いた三重の天守を持つ城を、築城の名手である藤堂高虎が大幅に改修したことで知られており、中でも高さ29.5mを誇る高石垣は見ものです。大阪城の高石垣と一二を争うほどの堅牢ぶりで、上から堀を覗き込んでみるとあまりの高さに怖い思いをしたのは秘密。

伊賀忍者基準で建築したからこれほど高くなったのか、忍者でも登れないほどのものを造ったのか。いずれにせよバリケードもなにもないので、なかなかの高所っぷりを味わえます。

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天守閣からは伊賀の開けた土地が東西南北に見渡せます。

それにしても天気予報は一体何だったのか?と思うくらい快晴すぎる。正直天気については全く期待していなかっただけに、これほど晴れてくれると気分も向上します。もしものことを考慮して自転車を持ってきて本当に良かった。

この天守閣から今日走った方面を眺めてみたりして悦に浸りました。

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当然ですが、散策といえばグルメも欠かせません。

ひとしきり自転車に乗ったり、歩き回ったりしながら現地の食を楽しむ。これが遠征の醍醐味でもあります。

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今回はかの有名な伊賀牛のステーキ丼や、ロードバイクでの散策中にお腹が空いたのでたまたま見つけたお店でそばを頂いたりしました。

予め調べておいたところに行くのもいいけど、偶然発見したところに入ってみるのもチャレンジ的な要素があって楽しいですね。

おわりに

伊賀は関西と中部のちょうど中間地点にあり、このあたりの地理を開拓していきたい自分としては今回の散策はとても楽しい体験になりました。

三重県といえば伊勢や鳥羽、志摩方面など海沿いを訪れる人が多い一方で、山あいに位置する伊賀や名張も静かで魅力的です。特にロードバイクでライドしつつ散策する場合はおすすめできる場所。今後は中部から関西に向かうロングライドもやりたいと思っていて、そのときはまた伊賀周辺でのんびりしたいです。